アーベントロートの交響曲第3番、第9番ほか「Unissued Broadcast Performances, 1939-1950」

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商品概要

このCDが発売される時点で初出となる録音を集めたCD3枚組商品です。

商品名称:Unissued Broadcast Performances, 1939-1950

商品番号:CD1065 (4 CDs)
レーベル名:Music&Arts

収録内容

ベートーヴェン 交響曲 第3番

 ライプツィヒ放送交響楽団

録音月日:1949年1月24日

録音場所:ライプツィヒ放送局 放送スタジオ

ライナーノート記載演奏時間:

 第1楽章:14:40
 第2楽章:17:34
 第3楽章:5:43
 第4楽章:12:18

ワーグナー ファウスト序曲

 ベルリンフィルハーモニー

録音月日:1944年9月22日

録音場所:ベルリンフィルハーモニーホール

ライナーノート記載演奏時間:13:09

ベートーヴェン 交響曲 第9番

 エディト・ラウクス(ソプラノ)
 エヴァ・フレイシャー(アルト)
 ベルンド・アルデンホフ(テノール)
 カール・パウル(バス)
 ライプツィヒ放送交響楽団 &ライプツィヒ放送合唱団、ライプツィヒ音楽高校合唱団、音楽大学合唱団
合唱指揮:ヘルベルト・ケーゲル

録音月日:1950年6月11日

録音場所:ライプツィヒ・コングレスホール

ライナーノート記載演奏時間:

 第1楽章:15:22
 第2楽章:11:16
 第3楽章:17:49
 第4楽章:24:41

ブラームス 交響曲 第4番

 中部ドイツ放送交響楽団

録音月日:1950年2月15日

録音場所:ライプツィヒ・コングレスホール

ライナーノート記載演奏時間:

 第1楽章:11:37
 第2楽章:12:24
 第3楽章:5:41
 第4楽章:10:16

シューマン 交響曲 第4番

 中部ドイツ放送交響楽団

録音月日:1950年3月28日

録音場所:ライプツィヒ放送局 放送スタジオ

ライナーノート記載演奏時間:

 第1楽章:10:33
 第2楽章:4:58
 第3楽章:5:46
 第4楽章:4:47

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番

 ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
  ブレスラウ市立歌劇場管弦楽団

録音月日:1939年4月15日

録音場所:ライナーノートに記載なし

ライナーノート記載演奏時間:

 第1楽章:16:59
 第2楽章:5:55
 第3楽章:10:01

ベートーヴェン 交響曲 第9番 (第4楽章のみ)

 レア・ピルティ(ソプラノ)
 シャルロッテ・ヴォルフ=マテーウス(アルト)
 ハインツ・マッテイ(テノール)
 ヨゼフ・グラインドル(バス)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団

録音月日:1939年12月31日

録音場所:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス

ライナーノート記載演奏時間:25:02

コメント

ベートーヴェン交響曲第3番(1949年1月24日)

この「英雄」はアーベントロートが戦後ライプツィヒ放送交響楽団を指揮しての最初のレコーディングだそうです。

初期の粗末な磁気テープが使用されたとライナーノートに書かれていますが、その割には鑑賞に耐えうると思います。

またライナーノートによると、後年(1954年2月13日)のベルリン放送交響楽団との「英雄」より落ち着きと安心感があるとし、第2楽章と終楽章はフルトヴェングラー並の大きな拡がりを感じさせるとまで書いてあります。

ワーグナー ファウスト序曲(1944年9月22日)

大戦末期RRG(ドイツ国営放送局)により録音された演奏会の一つです。

アーベントロートのベルリンフィルの録音の最初になるものでした。

録音状態はそれほど悪くありません。

ライナーノートには、フルトヴェングラーはファウスト序曲の録音を残さなかったが、アーベントロートの録音は、それを補って余りあるとコメントしています。

ベートーヴェン交響曲第9番(1950年6月11日)

ダイナミックさよりも、しっかりとした表情付けがなされているという印象の演奏です。

でも、そこはアーベントロートなので、例えば第2楽章でたたみ込んでくる迫力はすごいものがあります。

ただし独唱には難ありで、そのせいか合唱やオケまでメロメロに…

ライナーノートによると合唱指揮が、かのヘルベルト・ケーゲルです。ケーゲルのことなのでさぞかし鬼の形相に変わっていたでしょう。

しかし、オケと合唱団が気を取り直したコーダは圧巻で、ことに最後の数小節は鳥肌物です。

ブラームス 交響曲 第4番(1950年2月15日)

この録音は放送用録音でしたが観客を入れた「擬似ライブ」形式で録音されたようです。

そのためティンパニのミスなどはそのままとされています。

アーベントロートのブラームス交響曲第4番は幾種類もあり、音の状態でいえば1954年のものが一番良いです。

この1950年の録音は音がこもりがちで、各楽器の分離も悪いのですが、アーベントロートの特徴は遺憾なく発揮されています。

特に第2楽章の歌わせ方や第3楽章の迫力は一聴に値します。

シューマン 交響曲 第4番(1950年3月28日)

アーベントロートのシューマン交響曲第4番には最晩年の1956年の録音が残されています。

基本的な演奏スタイルは共通していますが、聞かせ処で多少の相違がみられます。

この1950年の演奏は比較的落ち着いた感じですが、終楽章でコーダに至る加速感(集中していく推進力)はアーベントロートならではです。

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番(1939年4月15日)

CDでは第1楽章の前に8秒の演奏紹介のアナウンスが収録されています。

つまりこれは放送用の録音です。

その割には録音状態は芳しくなく、全楽章を通してホワイトノイズが載っています。

それでもケンプの味わい深いピアノとアーベントロートの巧みな伴奏を味わうことができます。

ベートーヴェン 交響曲第9番(1939年12月31日)

同じ録音がこちらでもリリースされています。

なぜか同じ音源であるにもかかわらずこのMusic&ArtsのCDの方が艶めかしく聴こえてきます。

もともと籠った音でありますが、プチッ、プチッというノイズや、ワウフラッターもこのCDの方が顕著なので、イコライザーなどの音響処理が施されている程度が低いものと思われます。

つまりナマの音源により近いのではないかと推察します。

商品ステータス

現在廃盤にて入手不可です。

中古品の流通はありますが、別の入手手段があります。

ネットで音楽をダウンロードして聴く方法です。

近日中にご案内いたします。

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